出版物詳細カード
文 献No. S-10
著者名 加藤 進
タイトル名 地球大気の研究(Study)
内 容について ※本文の最初の文章を掲載いたします。
1章 はじめに
  天気、気候など大気の振る舞いは人間生活に 深く結びついている。このように、太古より我々と深く関わりを持っている大気は、19 世紀 まで、地球表面のごく近くの大気に限られていた。
 しかし19 世紀の終わり頃から、遠い空の彼方 の超高層大気も我々と深く関わることになった。それはマルコニーが大西洋横断の無線(電波)通信に成功したからである。
  この偉業は科学上、興味ある大問題を投げか けた。光と同様に、直進する筈の電波が、互いに見通す事のできない球面の地球上の遠距離に あるヨーロッパから米国まで、なぜ、到達できたのか。
  これは地球を取り囲む大気の特異性に よるのであろうか。この疑問を見事に解消させたのは、英国の物理学者アップルトンによる電離層の発見であった。
頁 数 82頁
書籍版
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